二回目の来客

昨日は、北海道で相方が面倒を見ていた後輩がうちにやってきた。
私とは入れ違いで入部したので、あまり話したことは無いけれど、相方とはバンドを組んでいたりしていて、気にかけていた後輩だ。相方が卒業してからすぐ、退部して、連絡できなくなっていたらしい。

三年前に会った時は本当に苦しそうだったので、連絡がつかなくなったと聞いたときには心配していたけれど。
会ってみたら、前回会ったときよりも元気そうで、明るい笑顔だった。元気そうで本当に良かったと思う。

前もって後輩に何が食べたいかと聞いていて、彼の希望通り、焼肉をした。
全部で1キロ半くらいか、肉を買って三人で食べきれるかなと心配も少しはあったけれど、
なんのことなく、残さず食べてくれた。若さに感心する。

「どうだったの？」
相方が聞いてみたら、退部した後はしっかりと勉強に集中して、無事に勤め先も決まったらしい。
しかも、三年前なら想像つかないけれど、可愛い彼女が出来ている。
いったい彼の身に何が起きたんだろう。。。

そう思っていしまう。

どうやら、退部したことが良かったらしい。
いろんなものを吹っ切れて、だからこそ、道が開けたんだと思う。
そして、フィールドワークを通して、たくさんの人と縁が結べたらしい。
良かったと思う。

思い切っていろんなことを切り離すこと、捨ててしまうこと。
それが目の前に立ちはだかっていた壁に風穴を空けることになった。
とにかく、現状が変わること。
良い風邪が吹くように、帆の向き、船の向きを変えることを常々、していけたら良いと思う。