『りかさん』
村上由佳 作 /新潮文庫
前作の「からくりからくさ」と関連する物語。
特に、今回は人形である「りかさん」が活躍している。
この作品を読むと、人形というものを改めて思い返す。
自分自身も過去に人形遊びはしたし、ぬいぐるみだけれど、結構集めていた。
今それは実家のピアノの上に飾られているけれど。
単なる玩具として、それを見ていたと思う。
この作品では、人形が人の想いや感情を、受け取っていくもののように書かれている。
人形は黙ってはいないのだ。
受けてきた思いをその体に閉じ込め、蓄えている。
その過去から続くそういった想いを、人形自身が歌ってくれる。
人間そのもののように。
それを思うと、物にも、何らかの『いのち』というか、そういうものがあるのではないか。
そういう風に感じてしまう。
村上由佳 作 /新潮文庫
前作の「からくりからくさ」と関連する物語。
特に、今回は人形である「りかさん」が活躍している。
この作品を読むと、人形というものを改めて思い返す。
自分自身も過去に人形遊びはしたし、ぬいぐるみだけれど、結構集めていた。
今それは実家のピアノの上に飾られているけれど。
単なる玩具として、それを見ていたと思う。
この作品では、人形が人の想いや感情を、受け取っていくもののように書かれている。
人形は黙ってはいないのだ。
受けてきた思いをその体に閉じ込め、蓄えている。
その過去から続くそういった想いを、人形自身が歌ってくれる。
人間そのもののように。
それを思うと、物にも、何らかの『いのち』というか、そういうものがあるのではないか。
そういう風に感じてしまう。
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